greyish glow 日記 2010
2010/01/08
2010年が明けました。今年も淡々と練習する予定のggです。
今年の前半はギターの菅野氏の仕事が忙しそうなので
練習はいつもどおりですがライブ等は出来そうにありません。
その分2人のアカペラとソロの活動を少ししたいなと。
で、一番考えているのが眠っている今までやった曲、
ブラックスミスやバンクオブナイルを演奏することを考えてます。
どちらも大好きな曲。もちろん他にもたくさんあります。
ただやるにはアレンジや練習が必要で大変。
その面倒なことに今年は手をつけようかなと思っています。
本当にやりたいことが見えて来たので気持ち的には楽ですが
いかんせん時間がかかって仕方がない。
2時間あっても3時間があっという間に過ぎてしまいます。
でも時間を取れるのもこの職業(ボイストレーナー)ならでは。
ありがたいことです。
なので今週もまた練習に励みます、練習再開!
misuzu
2010/01/17
ギターの菅野氏が数日前に手を負傷し練習出来るかどうか
不安だったのですがなんとかいつも通りに出来ました。
今ちょうど志のちゃんの声(高音)が変化の途中。
こういう時は使った方がいいので半ば強制的…。
実は痛かったみたいなので少し申し訳ない気もしてますが
次の日のライブの練習にもなったから許して!
さて雪国の札幌では氷や解けてつるつるになった路面の上に
雪が積っている場所がたたあります。で、滑りやすい!
まあ今回の怪我もそんな感じ。雪国ならではの怪我。
でも骨折でなくてよかった!
練習だけじゃなくて仕事も出来なくなるし。(本音は練習?)
今年は最初の練習からアカペラをやってます。
そのうちにどこかで歌えるといいな。
その前に新曲を増やさないとね。もちろん今の曲の完成度も。
misuzu
2010/02/14
5月5日(祝)に渡辺淳一文学館でのコンサートが決まりました!
「バラッドを歌う」
〜スカボロー・フェアの世界、ブリティッシュ・トラッドとの出会い〜
と題して一部はバラッドとトラッドの解説や歌
二部はgreyish glowの演奏の予定です。
一部にはわたしと森田以外の歌い手さんも多数?出演します。
曲目等の詳細は今メンバー全員が頭をひねって考え中。
どんなものになるのかはまだわかりませんが
トラッドを知っている人も知らなかった人も
興味を持ってもらえるようなコンサートにしたいなと思ってます。
ただ二部の演奏はいつも通り
MCは最小限で演奏と歌に力を注ぐ予定。
その辺りはこだわり?わがまま?いえいえ不器用なんです。
5月のコンサートまでの間、宣伝もかねてわたしのソロ活動も
考えているのでよかったら聴きに来て下さい。ではでは。
misuzu
2010/03/15
少しずつ5月のコンサートの準備が進んでいます。
久しぶりの新曲もお目見えする予定。
二部構成で第一部は教室の生徒さんにも手伝ってもらって
よく知られているトラッドの曲を紹介したり
バラッドの説明やバージョン違いとかいろいろやります。
今回バージョン違いの説明に選んだ曲はTHE BLACKSMITH。
トラッドの中でも特に好きでずっと歌い続けて来た曲。
前半に3バージョン、後半にアカペラで1バージョン。
シャーリー・コリンズのバージョンにも挑戦。
やることは山積みだけど時間はどんどん過ぎて行く。
今回はがんばるでのではなくどこまで詰めることが出来るか
つまり完成度を上げることが目標。
完成度を高めることが許されるなんて機会は滅多にない。
一期一会。
いい音楽に出会えるコンサートになって欲しい。
よかったら聴きに来て下さい。いえいえぜひ。
それにしても文章へただなぁ〜、音楽と関係ないけど。
misuzu
2010/04/15
コンサートまであと3週間を切った。
色々と準備が必要で気ぜわしかったり忙しかったり。
ところで今回久しぶりに新曲を演奏する。
Cruel SisterとSeven Yellow Gypsiesの2曲。
Cruel Sister は17歳の時に聞いた初めてのトラッド。
以前から何度か歌っていたけどこのメンバーでは初めて。
Seven Yellow GypsiesはShirley Collinsバージョン。
メロディは原曲とほぼ同じだがアカペラではなくギター伴奏。
それだけでかなり違う雰囲気になっている。
1部でもBLACK SMITHのシャーリー版を演奏する予定。
それも別バージョンで2曲(1曲は別の人が歌う)。
恥ずかしながらShirley Collinsの曲を歌うのは初めて。
いままでいろんなShirley Collinsの曲を聴いて来たけど
あの味わいや声の感じが独特で歌える気がしなかった。
でも思い切って挑戦することにした。
本当はBonny Boyを歌いたかったのだが今回は上記の2曲。
どうなるかわからないがとにかく歌ってみようと思う。
それが全ての始まりだから。
misuzu
2010/05/16
無事コンサートが終わりました。
構想から含めると準備に約4ヶ月。一部の練習だけでも2ヶ月。
実に100名ものお客様に足を運んで頂けて嬉しい限りです。
本当にありがとうございました。
色々反省点もあるのですが、なんとか最低限の点数は頂けた
ような気がします(自画自賛で申し訳ない)。
緊張感を楽しんでもらえるかどうかが今回の課題でした。
今回歌ったアカペラは重い曲ばかりで体力的に大変。
続けて4曲は歌えないと判断して途中にMCを入れました。
MCが入ることで緊張感が切れないか、逆にMCを入れないと
緊張感がありすぎてお客様が大変じゃないかと色々考えました。
アンケートを読むとMCがあったよかった、ない方が楽しめた
と、どちらの感想もありました。
意外に緊張感がお好きな方もいるんだなというのが正直な感想。
すこし安心。いえいえちょっと嬉しい。
今回の会場の床が絨毯で低音が吸われてしまった等々、
音響的には色々と課題がありありましたが結果オーライ。
お客様に受け入れてもらえた気もちょっぴりします。
次があるならgreyish glowの単独で、そして音のいい会場で。
但し次がいつになるかは全く未定ですが…。
misuzu
2010/06/20
コンサートが終わっていつもの日々、でも確実に変化があります。
メンバーそれぞれがコンサートの為の準備や本番を通して
何かを気づいたり感じたりしていたのです。
3人それぞれ中身は違うのだけれど何かをやり始めている。
練習中、演奏が見る見るうちに変化して行きます。
こんな時にいつも思うのは「音楽に完成系はない」
つまり終わりはないってこと。
脱皮して行くかのごとく昔の殻を脱ぎ捨てて変化して行きます。
それがいつも成長する為のものであれば嬉しいけれど
その時にはわからないもの。時間が過ぎてわかるもの。
全く抵抗無しにその変化を受け入れることもあるけれど
抵抗感が強いときの方が多いかもしれません。
その方向に行くしか無いとわかっていてもすぐには行けないときや
心と身体と言葉がバラバラな感じのときもあります。
人生に似てますね。まあ仕方ありませんが。
なので次のコンサートの機会にはまた少し変化しているかも。
まだはっきりとはわかりませんが…。
misuzu
2010/07/18
志のちゃんに目覚ましい変化が出て来ました。
それは、まず声に現れ次に歌い方に現れ、そのうちに顔や姿に
現れて来るのだろうと思います。
でも変化するということにはなんと大きなエネルギーと時間が
いることでしょう。その労力の大きさを感じずにはいられません。
根本を変えるということは本当に大変なことです。
不安、迷い、焦り、そんな混沌とした中変化をつかみ取る姿は
他人事ながら神の手を感じずにはいられません。
なんて宗教的な意味ではなくただそんな気がするだけですが…。
次は自分の番とはわかっていてもまだ積極的に慣れない自分が
います。消極的ではないし迷いはないんですがね。
でも時間は否応無しに過ぎて行きます。私にもその日は来ます。
そんなに先ではないでしょう。謎掛けみたいな文章ですね。
ただ言えることはひとつ。
greyish glowはまだまだ成長出来る。
今までとは違った歌が歌える。違った演奏が出来る。
ありがたいはなし…。
misuzu
2010/08/19
いつも使っていたギターの調子が悪く修理に。
別のギターを使って練習しているけど色々たいへん。
まず音が違う。硬いし伸びない。
弾く側も大変なよう。
こんなにも音色に好みがあるんだな、とか
音が伸びないギターがあるんだ、とか
今更ながら思うのでした。
早く帰って来てねギター君!
同じことがアンプにもありました。
最近の音ははっきりした硬い音色が多い気がするのだけれど
やっぱり丸い音が好きだな。
あと低音がきちんと出るもの。
でもそれって年ってこと?。
いえいえ丸い音はいい音。そして好きな音。
misuzu
2010/09/27
19日は久しぶりに練習がお休みだったので
志のちゃんと2人でライブを見に行きました。
実はギターの菅野氏の別のグループのライブ。
(プログレって知ってますか?プログレッシブロックの略。
私と菅野氏は昔AUGUSTというプログレのバンドで一緒でした)
メンバー的には出来はいまいちだったみたいだけど
他のバンドにはない「緊張感」があってよかったと思います。
手前味噌になるかもしれないけれどこの「緊張感」は
出したくてもなかなか出せるものではないと思うから。
ライブやコンサートでこの緊張感を出す為には普段の練習でも
緊張感を持って演奏する必要があって、これが大変。
新曲を披露する時や人前でやることの緊張感とは違うもの。
ずっと追い求めているこの「緊張感」は難しいけど大好き。
ーーここまでは26日に書いたけど今日は27日。
練習も再開していつもの日々。そしていい緊張感を求めて
また地道に練習の日々なのでした。でも道は遠いわ。
misuzu
2010/10/31
来年の3月21日に「バラッドを歌うvol.2」が決まりそうです。
場所は今年と同じエリエールスクエア渡辺淳一文学館。
声をかけて頂けることはうれしいこと。
でも前回から曲は増えていないのでまた曲決めから始ります。
アイディアは頭の中に漠然とあっても、企画にまで形するには
時間と根気がいります。で、それが苦手。
前回人に言われたのですが、ずっと頭の中で考えること。
わかってはいても仕事や他の雑事にまぎれてしまいます。
前回で出来なかったこと、前からやりたかったこと
新しく考えついたこと、どれをどう組み合わせて行くか
これは自分への宿題です。
もちろん中身が伴わないといけないので(逆にそれが重要)
練習しないとーというかそれしか能がありません(笑)。
天からアイディアも実力も降ってはこないんですよね。
がんばります。
misuzu
2010/12/01
前回書いた「バラッドを歌うvol.2」のゲストが決まりました。
ギターの宮川くんです。
ギターが増えた分いつもと違うgreyish glowになりそうです。
菅野が本来の楽器であるベースを弾く曲もあります。
まだ4人での練習は始っていないのですが
不安が半分、楽しみが半分。
それでも基本の姿勢と雰囲気は多分変わらないので
4人なりの広がりや厚みが出せればいいなと思っています。
あとまだ企画の段階ですが第一部は詩の朗読が入ります。
前回歌詞を用意していたにも関わらず私の勘違いで
パンフレットに挟むことが出来ませんでした(後悔…)。
以前からバラッドの物語性が好きだったのもあって
今回は英詩と日本語訳の朗読を両方やってみるつもりです。
2部と違い、まだまだ企画ばかりで何も具体的に決まって
いないのですが、日々頭をひねって考えている毎日です。
misuzu