口角と形

 

 口の角と書いて「口角」。こうかくと読みます。

 口角を上げると明るくはっきりとしたトーンの声が出ます。    

 明るくはっきりした声を出す時には効果的ですがいつも意識しているとくせになります。

 一旦くせになってしまうと意識しないといつも同じ音色の声が出てしまいます。

 口角だけでなく口や唇は無駄な力が入ることなく自由に動かせる事が大切です。   

 普段は口角を意識せずに声を出して、明るいトーンが必要な時に意識しましょう。 

 口角上げるとこういうトーンが出る、と言った技術の一つとして覚えるといいと思います。

 明るくはっきりしたトーンで歌うことが必須な歌や場面で使いましょう。

 ただしいつも同じだと筋肉が固まってしまってくせになりますから御用心!御用心!

    

 さて次に「形」ですが、これは「口の形」または「唇の形」の事です。

 よく歌の本や発音の本に口の形(唇の形)や口の中の図が出て来ます。

 今回はそれを忘れて別のやり方で練習してみましょう。

 これはあくまで一つの提案ですから、口の形の練習が間違いというわけではありません。

 今回の基準は「ちゃんと聞こえるか」です。

 方法は簡単。読みや歌を録音して言葉の聞こえ具合を確かめます。

 このとき注意したいのはあくまで「言葉に注目」して他のことにを気にしない事です。

 ペンできちんと聞こえなかった言葉や不自然な言葉にチェックをいれます。

 そのチェックされた言葉を意識してまた録音。これを繰り返すだけです。

 ただしきちんと聞こえるようになるまで何度も何度も繰り返すして下さい。

 実は日本語英語に関わらず発音に重要なのは口の中の形や舌の形です。

 呼吸を意識すればするほどそこが重要になります。あくまで唇はゲート=門なのです。

 そして全ての基本は「自然」であること。唇の動きもなめらかで自然である事が大切です。

 さらに歌や大きな声を出す場合は顎関節がなめらかに動くかも加わってきます。

 もちろんなめらかだけでは流れてしまいます。

 そこに「言葉を立てる」という技術や「強調」が加わっていきます。

 ここは別の項目で後日練習しましょう。

 さて口の形も読みづらい言葉を練習する時には効果的です。

 言葉を一音ごとに口の形を決めて練習します。ぜひ試してみて下さい。

 「口角」も「口の形、唇の形」もとらわれすぎない、が何より大切です。

                                                                                            misuzu

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