高音のトレーニング(1)


 高い声をきれいに出したい!はボイストレーニングに来る人のほとんどの希望です。

 今回は高い声にしぼって練習の仕方とヒントを2回にわたっていくつか紹介します。

 まずは今の自分の声の状態を知りましょう。

 楽器で音を取りながら半音ずつ上がって行きます。

 地声で出せる限界の音を知りましょう。 

 女性の地声の限界はラ(A)〜オクターブ上のレ(D)かレ♯( D♯)、

 男性はファ♯(F♯)〜オクターブ上のレ(D)になります。

 ここでわかる通り実は限界の音にはかなり個人差があります。

 でも基本的には人の身体は平等に出来ていて(レッスンをしていてよく思います)

 練習すればですが女性はド、男性はラまでは出せるようになります。

 

 さて実際の練習をしてみましょう。

 最初の鍵は裏声です。(2では違う鍵を使います)

 みなさんは強い裏声を出した事がありますか?

 力を抜いた抜きの裏声ではなく地声とつなぐ為の強い裏声です。 

 まず地声の限界音の4、5音前から声を始めて限界音の2つくらい手前の音から裏声にします。

 限界音より4、5音出したら戻って来ます。

 同じ音で地声と裏声を切り替えて下さい。

 このとき裏声を強めに出すように心掛けて下さい。この場合の1音は半音です。

 例えば限界がドの人は

   

    ソ ソ♯ ラ ラ♯ シ  ド♯ レ レ♯ ミ


 最初は切り替えが上手く行かないかもしれませんが、何度も繰り返し練習することで

 上手く出来るようになります。焦らずますは切り替えることから始めます。

 次に切り替えに慣れたら裏声を大きく出す練習をしましょう。

 

 裏声の限界音を上げて行きます。実は裏声は慣れると大きく出せるようになるのですが

 地声に近い音域は意外に大きく出せないのです。

 大体女性はオクターブ上のファかソ、男性はミの前後の辺りの音が大きく出ます。

 人によって少し差があるのでその辺りは出しながら調節してみて下さい。 

 上がって行くときと下がって行くときでも声の大きさは違うはず。その辺りも鍵になります。

 まずは少しでも大きな裏声を出せるように練習してみて下さい。

 続きは次回続編で。

                                                                                           misuzu

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